白隠禅師の書画は250年もの昔から現在に至るまで長い年月に亘り寺院や
武家商人、土蔵や民家の仏間などに保管されていたわけで当然ながら、
虫食いやシミ、破れなどもよく見受けます。

また、未表装の作品も多くあります。一般的な作家の作品では
未表装(マクリ)の場合や、虫食い、シミ、破れなどは査定に大きく影響
する場合が多いですが白隠の作品は比較的影響は小さいです。