熊谷守一 画 絵 書

熊谷守一
明治13年生まれで父親は当時の岐阜市長
恵まれた家系にもかかわらず不遇の人生を送ったようです。
昭和57年97才の生涯。
60歳頃からは、殆ど外に出ず、自宅で庭の草花や虫などを描き続ける。

先日、知り合いの紹介で古書や掛け軸の買取り依頼の話が有り浜松市へ行きました。
真夏日!!
8月の下旬、うだるような暑い日
お宅に着いたのが午後3時ころ
暑い“ 暑い‘’暑い”“
門構えの戦後間もない頃に建てた感じの古いお宅
70歳くらいのご夫婦に出迎えて頂き家の中へ
早速、冷たいお茶を頂きました。

応接間のガラス戸付きの本棚には本がぎっしり…
奥さんの話しっぷりでは、ご主人 自慢の古書との事
納屋に案内され、掛軸4本と人間国宝の箱書きの付いた茶碗一つ、後、
木堂の書簡、希典の書簡 こちらは何れも破れや、ひどい痛み・・・

最後に、40×50センチほどの紙に蝦蟇の絵のマクリ!!
ご主人が説明するまでもなく、守一の淡彩画。

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結局、掛軸4本、茶碗、書簡2通、マクリ1枚を売って頂きました。

応接間のガラス戸の本は事情を説明し別な本屋さんに買取りを、お願いする事にしました。

挨拶を済ませ、外に出たらご主人が呼び止めました。

『これ、持って行きなさい』と絵葉書15枚ほど。

守一のサイン入りの絵葉書でした。

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店に帰り着くなり蝦蟇の絵のマクリ・・・

間違いない。鑑定に出そう。

8月28日は東京古書会館での明治古典会。いつもより少し早めに東京駅着、東京駅からタクシーで5分位の中央区京橋にある淡彩画鑑定登録会へ。

熊谷守一水墨淡彩画鑑定登録会
遺族を含む七人の合議制で唯一の公的鑑定機関

担当の方の話では、
『過去の○○シール、○○鑑定等でも再鑑定で、鑑定登録出来ない作品も有ります』
と言う話でした。

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一週間くらい後に、鑑定登録書が届きました。
早速、表具屋さんで額装に。

熊谷守一 鑑定登録会発行の画集に掲載される事になりました。

貴重なお品を、お譲り頂き有り難う御座いました。

熊谷守一の淡彩画をはじめ、書や版画など求めて居ります。

お気軽にお電話下さい。

江戸期から明治時代・大正時代から戦前ころの和本や古書、絵本や雑誌。
長持などに入ってる、昔の着物や封筒、葉書など

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日本全国、どちらでも無料出張致します。

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